第42回椙山フォーラム『「ダイエット」を歴史と文化から再考する』が視聴可能になりました。
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【趣旨】
「ダイエット」は、昨今では「痩せること」と理解されているようですが、もともとの意味は「食事」あるいは「食習慣」を指すものでした。
コロナ禍で多くの方が自宅で過した期間が長かった2020年前半、ステイホームで生活リズムが乱れ、食生活が不規則になり、栄養も偏って、体力がなくなったと感じた方も多いかもしれません。また、体形を意識した「ダイエット」経験の有無や家族での日常の食生活の変化等の事情を踏まえ、食のあり方そのものについて、あらためて捉え直す必要があると考えます。そこで、本年度の椙山フォーラムでは、「ダイエット」をキーワードに、食の現在について歴史や社会文化を通して考えてみたいと思います。
【プログラム】
第1部 講演「痩せたい気持ちの文化人類学」 講師 磯野 真穂 氏(独立研究者)
「自分らしくあること」に大きな価値が置かれる一方で、私たちの社会にはたくさんのダイエット商品や、痩せるためのノウハウが溢れています。痩せたい気持ちはどこから生まれ、どのように付き合っていけば良いのでしょうか。本講演では文化人類学の観点からダイエットについて考えます。
第2部 コメント 講師 湯澤 規子 氏(法政大学人間環境学部教授)
第3部 総合討論
磯野 真穂 氏(独立研究者)
湯澤 規子 氏(法政大学人間環境学部教授)
杉藤 重信 氏(椙山人間学研究センター主任研究員、椙山女学園大学人間関係学部教授)
【視聴可能期間】2020年12月4日(金)13:00 〜 12月6日(日)20:00
【お申し込み】視聴をご希望の方は12月2日(水)までにメールにてお名前(ふりがな)・ご住所・お電話番号を明記の上、下記宛までお申込みください。申込先:ningan@sugiyamaーu.ac.jp(全角文字が含まれています)
フォーラム案内状.pdf(ウェブページに表示もしくはダウンロードされます)