第4回人間講座『次世代型動物園としてのフィールドミュージアム』の視聴期間が終了しました。
ご視聴ありがとうございました。内容については、本年度末に発行される年誌『椙山人間学研究』に掲載します。その年誌がウェブページにアップされましたら是非ご覧ください。なお、年誌は事務局からお送りすることも可能ですので、お問い合わせください。
また、ご視聴いただいた方は、ご視聴後アンケートにぜひご記入ください(クリックしてください)(12月14日まで)
* なお、今年度の人間講座はシリーズタイトルとして「動物園を考える」を掲げ、今回はその第4回目(最終回)でした。
【シリーズ全体の趣旨】
恩賜上野動物公園が日本初の動物園として開園し、今年の3月20日に140周年を迎えました。当初は、世界の珍しい動物をできるだけ数多く展示し、とくに子どもたちに見せて喜ばせるというエンターテイメント性の高い施設でした。しかし現在では、世界的に多くの大型動物が絶滅の危機に瀕し、動物愛護の精神から"動物園不要論"も登場するなかで、当シリーズでは動物園のもつ現代的な意義をさまざまな立場から探っていきたいと考えます。
第4回人間講座『次世代型動物園としてのフィールドミュージアム』について:
【趣旨】
野生動物保全のために、今、最も必要なことは、多くの絶滅危惧種が生息するアマゾンやボルネオ、 アフリカなどに、野生動物を飼育、半飼育(半野生)、野生下で観察・研究できる施設と保護区を整備し、これらを一元的に運営することだと考えています。我々が「フィールドミュージアム」と名付けたこのような施設は、理想の動物園・水族館ともいえます。保護動物の野生復帰や研究・教育にも役立ち、エコツーリズムを通じて地域経済にも貢献できるからです。この講演では、我々がアマゾンで行った「フィールドミュージアム」プロジェクトについてご紹介します。
【プログラム】
第1部 講 演 幸島 司郎 氏(京都大学名誉教授)
第2部 コメント 湯本 貴和 氏(京都大学名誉教授、中部大学客員教授、京都芸術大学客員教授)
第3部 総合討論 幸島 司郎 氏、湯本 貴和 氏、杉藤 重信 氏(椙山人間学研究センター主任研究員、椙山女学園大学名誉教授)
【問合せ先】
椙山女学園 企画広報部企画課(椙山人間学研究センター事務局) 加藤・村瀬
E-mail:ningen@sugiyama-u.ac.jp (@マークは全角で表示しています)
TEL:052-781-4346