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◆2012-12-11
『正しい防災行動と情報収集』第4回人間講座を開催しました

 平成24年12月3日(月)に平成24年度第4回人間講座『 正しい防災行動と情報収集 』を開催いたしました。
講師は人間関係学部教授の山根一郎先生。山根先生は、社会心理学を専門としながら、気象予報士・防災士・危機管理主任等の多彩な資格を取得されています。
まず、山根先生は、「災害を怖がることは生き延びるために必要な心の働きかけでありますが、大切なのは正しく怖がることです。」と参加者に投げかけました。講演では、災害に備えた正しい情報収集の仕方や、実際に災害が起きた時にどのように行動すればよいか、実践できる防災対策という観点でお話していただきました。
地震については、プレートの種類やその動き、予測される地震について解説されました。また、地震発生時の行動の順序としては、「(1)消火→(2)身の安全→(3)逃げ道の確保」から「(1)身の安全→(2)消火→(3)逃げ道の確保」という順に変わったことをお教えいただきました。
さらに、気象災害については、「注意が必要な気象は『積乱雲』です。雲の動きは、インターネット上でも、5分おき、10分おきに更新されていますので、雨量とともに注意してください。お住まいが河川付近の方は、河川の側に水位を確認しに行かないで下さい。」と注意を喚起されました。
また、備えとしては、「地域の市町村や自治体が発行している災害ハザードマップが参考になりますが、それを鵜呑みにしてはいけません。災害ハザードマップの浸水の高さに注目して、自分の家は安全だと思いがちですが、本当に見るべき点は地質の硬軟です。浸水の高さが安全圏であっても、家の裏の地質が軟らかくて土砂災害が発生してしまうこともあります。自宅周辺の危険な場所を確認し、非難時のルートを自分自身で確認しておく必要があります。」と述べられました。
最後に、「災害に対する自助:共助:公助の比率は7:2:1です。自分の身を守るのは自分自身です。住んでいる地域の地理を理解し、災害を予測することが大切です」と締めくくられました。

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