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◆2014-04-30
平成26年度『第1回人間講座 2.22、クライストチャーチで何が起こったか:3.11、東日本大震災との比較で』のご案内

平成26年度『第1回人間講座』を開催します。

平成26年5月19日(月)17:30より、椙山人間学研究センター主催の公開講座を開催いたします。皆さまのご来聴を心よりお待ちしております。

タイトル:『2.22、クライストチャーチで何が起こったか:3.11、東日本大震災との比較で』

講演者:杉藤 重信(すぎとう しげのぶ)
(椙山人間学研究センター研究員・椙山女学園大学人間関係学部教授)
専門は文化人類学。1982年、甲南大学大学院人文科学研究科応用社会学専攻博士課程(後期課程)単位取得満期退学。1995年より現職。
文化人類学における家族・親族領域に関する研究を行っており、オーストラリア・ニュージーランド・ミクロネシアほかオセアニア地域をフィールドとしている。特に、最近ではオーストラリア・アボリジニ社会文化の変容過程に関する研究を中心に、アボリジニ社会における家族親族に関するデータベース(親族データベース・マネジメント・システム)の開発に従事している。

講演内容: 2011年2月22日に起きたニュージーランド・クライストチャーチ市における地震(以下、CH地震)は、多くの日本人留学生の犠牲により日本のマスコミに大きく取り上げられた。しかし、18日後の東北地方太平洋沖地震による東日本大震災でその報道は最小限になった。もちろん、地震の規模においても災害規模においても格段の違いがあるのだが、それでも、CH地震は40万人規模の大都市における直下型地震であり、都市機能の大半を喪失する大きな被害であった。
講演者は過去6年あまり、先住民のマオリの人々について、予備的調査を実施しており、かれらの自然観に関心を持っていた。今回の講演では、CH地震の状況について東日本大震災と比較しつつ概況を報告し、マオリの自然観について、また、危機的な状況下における文化の役割について論じる。

【日  時】 5月19日(月)17:30〜19:00
【場  所】 椙山女学園大学 星が丘キャンパス 椙山人間交流会館1階会議室
【参 加 費】 無料
【定  員】 先着70名
【申込方法】 参加ご希望の方は、メール、FAXまたはハガキにて、お名前(ふりがな)、ご住所、お電話番号を明記の上、下記の申込先までお申込みください。
※お電話での受付は行っておりません。
※定員超過による受講の可否については、申込締切の翌日、椙山人間学研究センターホームページ(http://www.sugiyama-u.ac.jp/shrc/)にてお知らせいたしますので、ご確認ください。
【申 込 先】 椙山人間学研究センター 「第1回人間講座」係
       〒464-8662 名古屋市千種区星が丘元町17-3
        F A X : 052-781-7196 E-mail: ningen@ml.sugiyama-u.ac.jp
【申込締切】 5月15日(木)
【お問合せ】 椙山人間学研究センター事務室 (052)781-7146

※申込みに際してお預かりした個人情報は、本講演会以外の目的で使用することはありません。

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